冬学期の総括

冬学期の総括

こんにちは、Ryoです。

早いもので、冬学期が終わりました。
これで留学生活の3分の2が終わったと思うと、本当にあっという間です。
僕自身の整理も兼ねて、冬学期の内容を振り返ってみたいと思います。

冬学期の振り返り:全体像

冬学期にとった講義は以下の3つです。

  • Trust and Estates
  • Blockchain and Law
  • Professional Responsibility

秋学期との比較

秋学期と冬学期の違いですが、冬学期の方が少し短いです。
秋学期は2ヶ月強ありましたが、冬学期は2ヶ月ちょうどしかありません。

あまり差がないと思うかもしれませんが、とにかくあっという間に感じました。
毎日予習に追われて気づいたら週末になってしまい、1週間がとても早く感じます。
他のLLM生もとにかく冬学期はあっという間だったといっていました。

秋学期に頑張って4つの授業を取ったので、冬学期は授業を少なめにしました。
自分の時間を増やそうと考えたからです。
そこで、冬学期は3つしか授業を取りませんでした。

その結果、自分の興味あることに時間を使えたのでその点はよかったです。
一方で、せっかく高い学費を払っているのだから、もっと他の授業をとっても良かったのではないかという気持ちもあります。

授業の振り返り

冬学期に受けた授業を一つずつ振り返っていきます。

Trust and Estates

授業内容

Trust and Estatesは家族法の授業です。
相続のルール、遺言の作成・執行といった一般的な家族法の内容に加え、トラスト関係の法律も勉強します。
日本だとトラストは家族法の文脈ではあまり出てきませんが、アメリカではトラストというと家族法がメインだそうです。

受講の動機と感想

実のところ、家族法に興味があったのかというとそうではありません。
僕がこの科目を受けたのは単にNY Barを受けるために必要だったからなのですが、勉強してみると意外と面白かったです。
日本とは考え方が違うなあと思うところが随所にあって新鮮でした。
相続財産の分配の仕方だったり、信託の使い方だったりと色々違うところがあります。

授業の進め方

ただ、勉強はかなり大変でした。
授業では毎回コールドコールがあり、学期を通して、一人5回は当てられる感じです。
判例の細かいところまで聞かれるので、かなり読み込んでいないと対応できません。
当てられる可能性が高そうな授業は必死で予習して、当てられた後はしばらくリラックス。
そんな感じでメリハリをつけて授業に臨んでいました。

Blockchain and Law

授業内容

Blockchain and Lawはブロックチェーンの授業です。
暗号資産やブロックチェーンに関する話題を毎回取り上げ、それに関してみんなで議論するというやり方で進んでいきました。
法律的な話というより、ブロックチェーンや暗号資産周りのテクノロジーがどのようなものになっているのかを勉強するのが中心です。

期待と現実

ブロックチェーンを勉強できるのは面白そうと、冬学期で一番期待していた授業だったのですが、結果的に一番消化不良感の残る講義となってしまいました。
これは講義自体が悪かったということではなく、僕の期待が高すぎたことが問題です。

セミナー形式の学び

この授業は与えられた予習資料を読んで各自が考えたことを議論するというやり方で進んでいきます。
そのため、教授が授業中に何かを教えるということはしません。
つまり、自分から目的意識を持って資料を読み、考えることで初めて役に立つ授業ということになります。
授業は教授が一方的に喋るものという日本式のスタイルに慣れきっていた僕は、セミナー形式のスタイルに慣れるまでにしばらく時間がかかりました。

予習資料だけでなく、自分から興味を持っていろいろな資料を探しに行って知識を広げていけば、この授業はさらに面白いものになったと思います。
もちろん僕もブロックチェーンに興味はあったのでこの授業を受けました。

しかし、学期の途中から僕の興味が完全にAIに移ってしまったので、興味がなくなると途端につまらなく感じてしまいました。
とはいえ、学期末の論文のためにブロックチェーン技術を実装したWebアプリを作ったりなど、自分なりに色々頑張った授業ではあります。

Professional Responsibility

授業内容と必修性

Professoinal Responsibilityは法曹倫理の授業です。
これもNY Barを受けるための必修科目ということで、多くのLLM生が取っていました。

モチベーションと授業スタイル

PRについてはすでにMPREも受けていて、NY Barで試験科目になっているわけでもありません。
そのため、正直全く授業へのモチベーションはありませんでした。
単位さえ取れればいいだろうと割り切っていたので、予習もほとんどせず。
授業中のコールドコールもないので、2時間座って聞いているだけの楽な授業でした。

課題の難易度

ただ、楽なのは授業だけで、課題は大変です。
3,000 wordsの小論文を書かないといけないですし、学期末にはテストもあります。
MPREはマーク式の試験なので深い知識は必要ないですが、テストは論述が求められるので次元が違います。

テストについて:概要

次は、各科目のテストについて振り返ります。
僕が受けたテストは、Trust and EstatesとBlockchain and Lawの2つです。
Blockchainは論文だけでした。

テスト数の考察

1学期のテストが2つというのは、どちらかというと少ない方です。
多くのLLM生は2つから3つのテストを受けます。
僕は秋学期にテストを4つ受けましたが、これはかなり例外で、多くの生徒はテストが2~3つ、論文が1~2つになるように調整します。

各科目のテスト詳細

Trust and Estates

テスト形式

こちらの試験は、Open Bookかつインターネットありの試験です。
教科書やアウトラインを含む全ての資料を閲覧できるだけでなく、インターネットを使用することもできます。
AIの使用はさすがにダメですが、それ以外は基本的になんでも使っていいよという試験ですね。

インターネットを使えると聞くと楽そうに感じますが、これは裏を返せばインターネットを使っても解けないような問題が出されるということです。
事実、僕もインターネットは全く使いませんでした。
教授の意図としては、オンラインでアップロードした講義資料を確認したり、法令をオンラインで確認したりといったことを想定しているのだと思います。

勉強方法と時間管理

過去問も5年分以上あり、勉強するための資料は揃っているのですが、何しろ授業で扱った内容が多すぎて、勉強が大変です。
その上、授業も完全に理解できているわけではないので、実質試験向けに一から勉強し直すことになりました。
JDたちは授業もしっかり聞いていて内容を理解しているようでしたが、我々日本人学生は家族法に対するやる気もなく、授業も大して聞いていないのでテスト勉強は大変でした。
AIを駆使して日本語のアウトラインを作ったり、法令を和訳したりなど、みんなでありとあらゆる手を使って勉強を楽にしようとしました。

テスト勉強は一般的には2週間前から準備し始める人が多いです。
僕も秋学期は、2週間前から勉強を始めました。
しかし、冬学期は1週間前から勉強を始めました。
秋学期の結果を受けて意外と単位はくるということがわかり、それほど気合を入れて勉強をする必要もないのだと気づいたからです
おまけに今学期は2つしかテストがないので、今学期は余裕だろうとたかを括っていたのも原因です。

テスト1週間前とはいえ、授業が全て終わっているわけではありません。
全ての時間をテスト勉強に費やせるわけではなく、勉強時間には限りがあります。
テキストを読み返す時間もなく、アウトラインを読むだけでも時間がかかります。

効率的な勉強法:Attack版アウトライン

ここで役に立ったのが、アウトラインのAttack版
通常のアウトラインは、教授の話したことが網羅的にまとめています。
それに対して、Attack版はそれをさらに凝縮させ、試験のために作られたアウトラインです。

これ作った人、マジで頭いいと思います。
ロースクールの試験では、勉強した知識を覚えるだけではいい成績はとれません。
教授が求めているのは、その人の意見です。
覚えた知識を使って、どのように考えたかを評価します。

最低限の知識だけをまとめておき、試験時間は「考える」ことに集中する。
試験の準備として、とても賢い行為だと思いました。
Attack版があれば、試験対策にとても有効です。

というわけで、僕はAttack版だけを勉強することにしました。
Attack版をひたすら読み、これに書いていないことは無視する。
試験で使えない知識をいくら詰め込んでも意味がないので、このテーマが来たらどう答案を書くかを意識しながらAttack版を読み込みました。

絶対的な勉強時間は少なかったので、出来のいい答案を書いたとはとても言えませんが、最低限の勉強で切り抜けることができたのではないかと思っています。

Blockchain and Law

課題の概要

すでに述べたとおり、この授業はテストはありません。
最後の授業でのグループプレゼンと学期中に提出する1,500 wordsの小論文が主な課題です。

最初の論文アプローチ

この小論文、なかなかに頑張りました。
テーマは自由に選んでよく、期限までに提出すればいい上、1,500 wordsとそんなに多くないので、他の科目に比べて負担はそこまで重くはありません。

僕もさっさと終わらせようと、ブロックチェーンとデータ保護規制というテーマで論文を書きました。
ブロックチェーンの不変性(immutability)とGDPRのようなデータ保護規制の間にあるConflictについて分析するというのが論文の主旨です。
1,500 wordsと文字数も多くなかったので、このテーマで一旦論文を仕上げました。

創造的なアプローチへの転換

しかし、僕の中で何かが引っ掛かっていました。
ありきたりなテーマを書いても、面白くない。 もっとユニークな論文が書けるのではないか。

そのようなことを考えているうちに、とあるアイデアが閃きました。
そうだ、プログラミングで何か動くものを作って、それを論文に絡めればいいじゃないか。
元々僕はプログラミングに興味があり、大学時代からプログラミングを趣味で勉強していました。
勉強不足でアプリやサービスを作れるまでにはなりませんでしたが、その後も興味を持ち細々と勉強を続けていました。

そして、最近のAIの進化により、プログラミングについても色々教えてくれるので、最近またプログラミングをやり始めました。
せっかくプログラミングができるんだし、ブロックチェーンに関する技術を実装して、それに法的分析を加えたらユニークな論文になるだろう。
そう思い、2つ目の論文を書くことにしました。

ゼロ知識証明プロジェクトの実装

この話はまた別に書こうと思いますが、ゼロ知識証明という技術を使った年齢認証アプリを作り、その年齢認証がデータ保護規制の要件を満たすかということを論文で書きました。
ゼロ知識証明とは簡単にいうと、ある計算結果を暗号化し、その暗号を第三者に提供することによってある命題の証明を行うという技術です。

年齢確認を例に挙げます。
ある人の誕生日と現在の日付が分かれば、その人が18歳以上かどうかを判定が可能です。
通常であれば、例えばユーザーが誕生日を入力して、運営会社(ゲーム会社など)がその人が18歳以上かを判断することになります。
そうではなく、その人の誕生日と現在の日付からその人が18歳以上かどうかを判定し、その結果を暗号化して、その暗号を運営会社に渡すことで、その人が18歳以上であることを証明しようとするのがゼロ知識証明です。
このようにすることで、その人の誕生日を開示することなく、その人が18以上であることを証明することができます。

作成したアプリでは、ある人の誕生日と現在の日付からその人が18歳以上かを判定し、その結果を暗号化するプログラムを作りました。
そして、その暗号が正しいかを検証するプログラムを作成しました。
これにより、誕生日を明かすことなく18歳以上かを確認することができます。

実装から得た学び

あくまで法律の授業なので、プログラムは作ったもののあまり細かいことは論文に書きませんでした。
それでも、プログラムを実際に作ってみることで実際のテクノロジーへの理解がとても深まりました
ゼロ知識証明についてただ読んだことを話すのと、実際にその技術を使って話すのは技術への理解度が違います。

論文提出期限の1週間前に思いついたので、とにかく時間がありませんでした。
週末などまとまった時間のほとんどをアプリ制作に費やしました。
結果として、2つも論文を書いたことになります。
後に作った論文もなんとか完成させることができたので、そちらを提出しました。

Professional Responsibility

テスト形式と重要性

最後はProfessional Responsiblityです。
この試験は、Take-home examなので、指定された期間であれば好きな時に受けていい試験になります。

Professional ResponsiblityはNY Barを受けるための必修科目なので、これを落とすことはNY Barを受けられないことを意味します。
LLM生の多くはNY Barを受けるために留学しているといっても過言ではないので、そんなLLM生を落とそうものなら、大学の評判が一気に悪くなることになります。
そんな事情もあるので、受講した生徒を落とすことはないだろうというのが生徒たちの共通見解でした。

勉強アプローチ

そのため、勉強しようにもいまいち気合が入りません。
さらにTrust and Estatesのテスト勉強もあったので、こっちはほとんど手が回りませんでした。
授業で使ったスライドを見返すくらいしか勉強していません。

ほとんど勉強できませんでしたが、この先いくら勉強しようとも点が取れる見込みがないので、さっさと試験を受けることにしました。
今後LLM留学をされる方へのアドバイスですが、ロースクールの試験は適当なところで見切りをつけて試験を受けてしまった方がいいです。

Take-home examのようにいつ受けてもいいテストとなると、どうしても先延ばしにしがちですが、おそらく勉強したところでほとんど点は上がりません。
それよりもさっさと試験を受けて、早く休みに入ってしまった方が留学生活を充実させるという観点からはいいのではと思います。

テスト体験

僕の場合、月曜日にTrust and Estatesを受けて、火曜日にProfessional Responsiblityのテストを受けました。
午前中に授業のスライドを見返して、午後に試験を受けました。
勉強する時間はほぼなかったですが、これで良かったと思っています。

じゃあ、いい答案が書けたのかというと全くそんなことはないです。
というより、試験が難しすぎました。
難しい上に、時間が足りません。
試験時間ギリギリまで答案を書き続けることになりました。

試験時間は4時間ですが、非ネイティブのLLM生にはさらに1/3の追加時間が与えられます。
つまり、5時間20分で答案を書くことになります。
大問は3問あったのですが、教授の想定では大問あたり1時間で、1時間の余裕があるように試験を作ったとのことでした。
3時間で解ける試験を5時間20分フルで使って、ギリギリ解くことができました。

正直、あの問題を3時間で解くのは無理です。
大問1を書き終わった時にすでに2時間が経過していて、このままでは間に合わないと思ってスピードアップし、ようやく時間内に答案を書くことができました。
問題も難しいし、量も多いしで一番きつかった試験でした。

最速で休みに入るために火曜日に試験を受けましたが、もう少し勉強してから試験を受けたとしても、おそらく結果は変わらなかったと思います。
その意味では、さっさと受けてしまって正解だったと思います。
嫌なことを先延ばしにしてもいいことないですね。
さっさと終わらせるのが吉です。
いい答案を書いたとはとても思えませんが、単位は来るだろうと思っています。

テストと論文の比較

冬学期を終えて、僕は今までにテストを6つ、論文を2つ書いてきました。
その上で、テストと論文どちらがいいかというと、僕はテストの方が楽だと思っています。
もちろんテストは大変なのですが、どちらかというと論文の方が辛いです。

テストのメリット

テストより論文の方が文字数が多いので大変ですし、論文はテストのような時間制限がないのである程度のクオリティが求められます。
試験の場合は制限時間があるので、多少出来が悪くても許容されます。
さらに、試験の場合はスケジュールが決まっているので、先延ばしにするということがありません。
論文だと、期限が来るまでは後回しにしてしまいがちです。

テストのメリットをまとめると:

  • 多少出来が悪くても許される
  • 先延ばしにしない
  • 分量が少ない
    というのが挙げられます。

論文のメリット

逆にその科目が好きでじっくりと考えたかったり、仕事に復帰してからも役に立つようなことを考えたいと思う場合は論文の方がいいと思います。
日本に帰って日本語で雑誌に寄稿できるくらいの論文を書けば、将来のキャリアにも役立つでしょう。

そうでない場合は、論文は辛いのではないかと思います。
スケジュール管理がうまければテキパキ進められるのでしょう。
しかし、そうでない場合、期限ギリギリまで手をつけないという事態に陥りがちです。

出来ないものと割り切ってテストを受けてしまった方がかえって楽なのではないかと思います。

学期を通して学んだこと

冬学期は秋学期の反省を活かし、効率的な勉強ができたのではないかと思っています。

Trust and EstatesやProfessional Responsibilityは興味のあるなしに関わらず、NY Barの要件の関係で履修しなければいけないものでした。
したがって、知識を深めるというより単位を取るということが主要な目標となりましたが、適宜力を抜くところは抜いて効率のいい勉強ができたのではないかと思います。
一方で、自身の英語力にはなかなか成長が感じられず、特にスピーキングは未だにかなり苦手意識を感じてしまいます。

勉強以外のことも色々できました。
特に学期後半からは、AIとプログラミングをかなりやりました。
現在進行中ですが、AIについてはかなり詳しくなりましたし、プログラミングについても今までにないくらい上達しました。

法律を専門にしておいていうのもなんですが、興味があると生産性が段違いです。
AIやプログラミングのことは機会があればまた書こうと思います。

終わりに:冬学期の総括と春学期への展望

そんなこんなで冬学期を振り返ってきました。

冬学期の総括

冬学期の感想を一言で言うと、とにかく「あっという間」でした。
もう冬学期終わり?と思ってしまうくらい、あっという間に時が過ぎ去りました。
これで3分の2が終わってしまったと思うと、すごく悲しい気持ちになります。

3科目しか受けていなかったので、自分のやりたいことができた冬学期でしたが、それでも時間が短すぎました。
秋学期にもっと色々やっておけば良かったと後悔しています。
これから留学される方は、秋学期から全力で取り組んでいただければと思います。

後悔と教訓

秋学期は様子見で勉強に集中しようということをしていると、多分後悔することになります。
僕の場合も、秋学期は勉強に集中して、ブログの更新など勉強以外のことは冬学期に頑張ろうと考えていましたが、これを本当に後悔しています。
秋学期から勉強も勉強以外のことも全力でやっておけば良かったです。

春学期への抱負

過ぎ去ったことは後悔しても仕方ないので、今は春学期に向けて気持ちを切り替えています。
春学期は最後の学期なので、とにかく悔いの残らないようにしたいです。

春学期も3つの授業を受けます。
特に楽しみにしているのが、Law and Computingという授業で、法学部とコンピューターサイエンス学部の生徒が一緒になって、法とプログラミングが関係する分野について勉強する授業です。
何よりプログラマーの人と友達になれるというのは他にない機会で、いい友達を見つけることができたら最高です。
他の科目はまだ迷っていて、授業の評価とかも見ながら考えているところです。

個人的には、仕事でやっている分野とは関係ない科目をとって知見を広げたいと考えているので、あえてあまり知らない講義をとってみようかとも思っているところです。
ブロックチェーンの授業で一緒にプレゼンをしたJD生がIncome Taxationの講義をおすすめしてくれたので、それも候補に入れています。

留学生活を最大限に活かすためのアドバイス

これからLLM留学をする方に向けてアドバイスがあるとすれば、第一に最初から全力でやるべきということです。
最初だから様子見でなどとやっていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
その結果、最初から色々とやっておけばよかったと後悔することになります。

単位を落としたらどうしようなどということは気にせずに、興味のある科目をたくさん取ってみるとか、LLM生と積極的に交流して遊んだりとやりたいことはとにかく全力でやった方がいいです。
自分から主体的に行動したことが最終的に一番やってよかったと思うことになるはずです。

最後に、興味のあることはとことん突き詰めた方がいいと思います。
僕は変わり者なので、AIとプログラミングをひたすらに勉強していますが、そうではなく例えばM&Aについて勉強している人もいますし、憲法についてひたすらに研究している人もいます。
カリキュラムに従って受け身で過ごすようではダメで、自分で目的意識を持って行動することが大事だと思います。
自分の興味のあることならなんでもいいので、時間のある留学生活でそれを突き詰めてみるといいと思います。

プロフィール

Ryo

Ryo

こんにちは、Ryoといいます。 このブログは留学記です。 このブログのテーマは、『日本にいたらできないようなチャレンジをする』こと。 留学で経験したこと、考えたこと、感じたことをレポートします。 このブログの目的は3つあります。 人脈を増やすこと 学んだことをアウトプットすること ブログを継続すること このブログが少しでも皆様の役に立ってくれたら幸いです。

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