- 2024年7月19日

こんにちは、Ryoです。
みなさん、AI使っていますか?
僕は授業の予習から復習、テスト勉強、レポート作成などありとあらゆる場面でAIを使っています。
というのも、学生であればAI系のサービスを学割で使うことができるからです。
アメリカの学生であれば、末尾が「.edu」となっているメールアドレスを使うことができます。

このアドレスが超強力です。
このアドレスによって、ありとあらゆる場面で学割を使うことができます。
今回は、留学をする上で是非とも使っておきたいAI系の学割を紹介したいと思います。
生成AI系
まずは、生成AI系からいきましょう。
これらは留学生ならマストで使っておきたいAIです。
というか、日常で使っている方も多いと思います。
学割を使えば、有料プランを無料で使うことができます。
ChatGPT
もはや説明不要のChatGPT。
シカゴ大学のLLM生もほとんどこれを使っています。
学割を使えば、有料プランのChatGPT Plus(月額30ドル)を2ヶ月間無料で使うことができます。
有料プランってどのくらい便利なんだろうと思っていた人も試しに使ってみることができるので、まずはこれで試してみて、便利だと思ったら継続すればいいと思います。
僕は学割が始まる前からPlusを使っていましたが、学割が提供されたということで早速乗り換えました。

学割が終わったら、Proに切り替える予定です。
2ヶ月間無料でPlusを使えるので特にメリットを書く必要もないでしょうが、あえて言えばDeep Researchが使えることでしょうか。
Plusでは月25回Deep Researchを使うことができます。
レポートやプレゼンのリサーチにも使えますし、授業のシラバスを投げれば教科書的なまとめも作ってくれます。

無料なので、まずは登録してみましょう。
Gemini

次は、GoogleのAIであるGemini。
有料プランであるGemini Advancedを2026年まで無料で使うことができます。
2025年6月30日までに登録しなければいけないということになっているので、気になっている方はお早めに。
Geminiの最高峰モデルである2.5 Proは無料プランでも使えるので有料プランにする必要ないかもと思いがちですが、Gemini Advancedに登録するメリットはNotebook LMが有料版であるPlusに変わることです。
わかりやすくいうと、使用上限が5倍に引き上げられます。
Notebook LMはPDFやyoutubeの動画、Webサイトなどをアップロードすることで、その資料をもとに回答してくれます。

アップロードした資料をもとに回答してくれるので、誤った回答をするリスクが減るというメリットがあります。
さらに、最近では日本語で音声メモを作ってくれるようになりました。
これにより、英語のPDFを日本語のポッドキャストにするといったことが可能になっています。
判例をもとに、下記のような音声ファイルを作ってくれます。
Notebook LM Plusを使うためにも、是非とも登録することをおすすめします。
Grok
お次は、xAIのAIであるGrokです。
イーロンマスク率いるチームが作っているAIということでも有名ですね。
こちらは有料プランであるSuperGrokを2ヶ月間無料で使うことができます。
僕はよくGrokを使っているので、こちらも登録しました。
無料なので、Grokを使ったことがない人でも登録してみるといいと思います。
Grokの強みは、X上の情報を収集できるので最新の情報に強いことです。
最新情報は他のAIに聞いても回答してくれないことが多いので、最新のAIツールが出た場合は、まずGrokにX上の反応を含めて聞いてみるといった使い方をしています。

また、生成される回答も分量が多く、聞きたいことにしっかり答えてくれるので普段の勉強で気になったこともよく質問しています。
ChatGPTのベースモデルである4oよりもこちらの方が賢く網羅的に回答してくれる印象です。

デザイン系
次はデザイン系です。
Adobe

厳密に言えばAIでない気もしますが、Adobeの学割プランはおすすめです。
通常月額59.99ドルのところ、学割を適用すれば月額19.99ドルでAdobeのアプリを利用することができます。
PhotoshopやIllustratorを使う人はマストでしょうが、そうでない人でもAcrobat Proが使えるようになるのは大きいと思います。
特にPDFを参照しながらAIとチャットできる機能は便利なので、授業の予習で英語のPDFをたくさんみなければならない人にはかなり恩恵を受けられると思います。

また、有料プランであればPDFの分割・結合もできるので、ChatGPTなどに特定の箇所のPDFだけアップロードしたいというときにも便利です。
Canva

デザインツールとして有名なCanvaも学割があります。
僕もシカゴ大学で何回かアメリカ人の学生と一緒になってプレゼンをしましたが、そのときに使ったプレゼンツールはCanvaかGoogle Slideでした。
最近はPower Point使わないんですね。
プレゼンを作るのにも便利ですし、僕のようにブログを書いている人ならサムネイルを作るのにも便利です。
デザイン系で必要であれば使ってみるといいでしょう。
Beautiful AI

プレゼンテーション作成をサポートしてくれるAIツールです。
Student Beansという学割サイト経由で年間サブスクリプションが無料になります。
プレゼン自動作成ツールは色々乱立している状態ですが、気になった方は使ってみて下さい。
プログラミング系
次はプログラミング系です。
プログラミング系のサービスで学割が使えるものは色々あるのですが、今回はメジャーなものだけ紹介します。
GitHub Education

プログラミング系でマストなのは、GitHub Educationでしょう。
これは絶対に登録しておきたいです。
GitHub Educationに登録することで使えるサービスはこちらから確認できます。
https://education.github.com/pack
GitHubのProプランを無料で使うことができ、使用できるリポジトリの数が増えます。
また、MicrosoftのAIであるcopilotもproプランになるので、使用上限が増えるほか、使用できるモデルも増えます。

さらに、Notionや1Passwordの有料プランも無料で使えるようになります。
とにかくメリットが多いので、登録推奨です。
ちなみにですが、Notionは単体でも学割が適用されます。
Notionは無料でも十分使えますが、有料プランはどんなものだろうと気になる方は是非登録してみて下さい。
僕は一時期Notionを授業の予習、復習などにかなり活用していましたが、最近はObsidianなどマークダウンで書けるアプリに移行しつつあります。
それでも、タスク管理にNotionはかなり便利なので、レポートやテスト勉強の進捗管理などに使っています。

Cursor

プログラミングするなら、Cursorは是非とも使っておきたいです。
GitHub EducationでCopilotが使えるようになるので、VS CodeでもAIコーディングをすることができますが、最近はCursorやWindsurfを使う人がかなり増えている印象です。
Windsurfは学割プランがまだないですが、Cursorは学生であれば無料でProプラン(月額20ドル)を使うことができます。
企業で働いていると、セキュリティの関係などでCursorの導入はあまり進んでいないと思うので、学生のうちにCursorを使い倒して慣れておくといいと思います。
僕はプログラミングでも使いますし、レポート作成などプログラミング以外でも使っています。

注意点ですが、もともとCursorのアカウントを持っている場合(プライベートアドレスで登録した場合等)、学割はそのアカウントに適用されます。
学生メールアドレスで登録したアカウントに学割が適用されるわけではないのでご注意を。
非エンジニアにもCursorを普及していきたいのですが、なかなか難しいですね。
IDEが使えると、AIを使ってかなり色々とできるようになります。
Macを持っていれば、ChatGPTとVS Code (Cursor, Windsurf)を接続できるので、マジで無敵になります。

Claude

プログラミングやっているなら、Claudeの学割も使っておきましょう。
学割を申請すると、50ドル分のAPIクレジットが付与されます。

APIクレジットなので、プログラミングに慣れていないと辛いところがあると思いますが、AIを使うアプリケーションを作ったりしているなら是非とももらっておきたいところです。
文字起こし系
文字起こし系AIサービスも学割があります。
英語授業も文字起こししてくれるので、聞き逃したりしても安心です。
メジャーなところでは、otter aiがあります。

学割を適用することで、Proプランが20%割引になります。
シカゴ大学に来ている日本人学生でも使っている人は多いです。
私が使っているのはNottaというサービスです。

こちらも学割が適用されます。
Proプランであれば、通常年間97.99ドルのところが48.99ドルになります。
OtterではなくNottaを使っているのは、Nottaの方が文字起こし時間が長いからです。
Otterは月1,200分まで文字起こしができますが、Nottaは月1,800分まで文字起こしができます。

それでいてNottaの方が安いのでコスパがいいです。
全ての授業を録音するとなると文字起こし時間が多いに越したことはないので、僕はNottaを使っています。
しかしながら、Macを使っていれば、Voice Memoを使えば無料で録音・文字起こしができます。

これは僕も使ったとき衝撃を受けました。
OtterやNottaを使わなくても、録音・文字起こしをやってくれるのでMacを持っている人はまずはこっちを使ってみて下さい。
それで物足りなければ、上記のサービスを使えばいいと思います。
Writing系
文書作成を支援してくれるAIサービスもあります。
代表的なもので言えば、以下のサービスがあります。
HyperWrite

Writesonic

無料で使えるわけではなく、有料プランの一定割引という形にはなりますが、レポート作成など文書作成で必要と感じたら使ってみるといいと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
AI系サービスの学割は色々あり、今後もどんどん追加されると思うので、ウォッチしておくといいと思います。
AI系のサービスはアメリカ発のものが多く、アメリカの学生でないと学割が適用されないというものも結構あります。
「.edu」のアドレスを使えることは本当に貴重なので、ぜひ色々なサービスを使ってみて下さい。
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プロフィール

Ryo
こんにちは、Ryoといいます。 このブログは留学記です。 このブログのテーマは、『日本にいたらできないようなチャレンジをする』こと。 留学で経験したこと、考えたこと、感じたことをレポートします。 このブログの目的は3つあります。 人脈を増やすこと 学んだことをアウトプットすること ブログを継続すること このブログが少しでも皆様の役に立ってくれたら幸いです。