お金を気にしていては留学などできないという話

お金を気にしていては留学などできないという話

こんにちは、Ryoです。

今回は、お金を気にしていては留学などできないという話です。

多くの人にとってお金は最大の懸念事項

留学は興味あるけど、やっぱりお金が、、、という人は多いと思います。

現実問題として、留学に踏み出せない最大の理由がお金という人は多いでしょう。

僕はアメリカに来てからすでに半年ほど経ちますが、実際のところ留学はお金がかかります。

想像しているより、はるかにお金がかかります。

実際、僕の銀行口座の残高はこの前3万円を切りました。

留学に来て後悔したか

しかし、留学に来て後悔したことはありません。

むしろ、お金のことをあまり気にせず、見切り発車して留学に来たのがよかったと思います。

実際にどのくらいお金がかかるのかを予め知っていたら、絶対留学に来ていなかったと思います。

シカゴはアメリカの都市ではありますが、ニューヨークやカリフォルニアと比べるとそこまで生活コストは高くないです。

ニューヨークやカリフォルニアにはあまり興味がなかったので、それほど行きたいとは思いませんでしたが、そこを選ばなかったのは生活コストが高いからというのも理由のひとつです。

シカゴを選んで後悔したことはないですが、ニューヨークやカリフォルニアを選んだ人達はお金はかかるだろうけど、それに見合う経験をしているんだろうなと思うことはあります。

要するに、実際に行ってみるとコスト以上のベネフィットを感じることができるということです。

留学に躊躇している本当の理由

そもそも、留学に行きたい人のほとんど十分なお金がないはずです。

留学に行っても困らないお金があればそもそも留学に行く必要性がない可能性が高いですし、留学に行く人の多くは帰国後の収入アップが留学の大きな目的となっているはずです。

留学はお金がかかる(=誰もができるわけではない体験)からこそ、それを乗り越えた人に希少性が生まれ、より多くのチャンスが与えられるというのが留学がステップアップになる構造的な理由です。

つまり、留学にあたってお金を気にしている人の本当の問題は今お金がないということではなく、留学後にステップアップする未来が見えてないということにあります。

会社員の方であれば、昇進や転職といったステップアップが留学の延長線上に見えていると思いますので、留学に踏み切りやすいです。

そういったステップアップの未来が見えていないのであれば、お金の問題よりまず留学する理由を見つける必要があります

留学の最大のメリット

留学の最大のメリットは、仕事や人間関係といった外的要因を取り除き、自分のことを見つめ直す時間を確保することができるという点にあります。

このメリットは想像以上に大きいと感じています。

仕事に悩みやストレスを感じていなくても、一旦仕事から離れ、健康的な生活をし、家族と触れ合い、新しい友達を作ることは仕事をしている時には気づけなかった発見に出会えます。

留学というのは、これまでの生活の延長線上では起こりえなかった未来を半強制的に実現させてくれる機会ということになります。

留学に行って考え方が大きく変わる人がいるのも当然だと感じます。

留学生の実態

ただ、実際のところ、物価が高いので生活していくのも大変ですし、他国の留学生と比べると見劣りしてしまう部分もあると思います。

他国の優秀な留学生は奨学金をもらって留学に来てますし、明らかに親が金持ちだという人もたくさんいます。

真面目に働いてお金を貯めて留学に来ている人はそれほど多くなく、そういう人たちはなんとかお金をやりくりしながら生活している傾向にあります。

僕としては、このような人たちに出会えたのもむしろいい経験になっていると思います。

誰もが同じような努力をしてここに辿り着いているのではないということを知ることができますし、そういったアンバランスさ・不公平さが当たり前なのだということを学べます。

だからと言ってそこにヒエラルキーが発生するわけでもなく、同じ年に同じ場所で学ぶ者として分け隔てなく接することができる。

多少のお金を払ってでも取りにいくべき経験だと思います。

「日本ではできない経験」とは

このブログのテーマは「日本ではできない経験をする」ですが、留学して異国の地に来たからといって、それほど劇的に生活が変わるわけでもありません。

スーパーに行けば日本と同じような食材がありますし、観光地だって留学しなくても別に行けるわけですし、新しい友達を見つけるだけならば国内の大学院に行けばいいだけです。

「日本ではできない経験をする」の本質的な要素としては、生活からいかに日本らしさを取り除くかにあるのだと思います。

仕事や満員電車、日本語での会話といったものがその最たる例でしょう。

仕事を自分から切り離すことによって自分を見つめ直す時間が取れるし、満員電車に乗らないことによってストレスが解消されるし、日本語を使わないことによって新たな考え・文化を学ぶ機会が増えます。

留学とニュース

僕の例でいえば、最近日本のニュースは見なくなりました。

以前は、日経新聞くらいは目を通していましたが、今ではほとんど見ません。

留学生同士で他国のニュースについて日常的に会話をすることもほぼなく、日本で起こっている日々のニュースがアメリカでの留学生活に影響を与えることはほぼないです。

地震が起こったとかそういった本当に重大なニュースであれば家族や友人を通して嫌でも耳に入ってきます。

ニュースに気を取られるよりも、現地での生活に集中することのほうがよっぽど大切です。

留学は見切り発車すべき

お金の話に戻りますが、ニューヨーク、カリフォルニア、ロンドンといった名だたる都市に住みたいと思うのであれば、お金をかけないと無理です。

世界中の誰もが住みたいと思う都市に安く住める方法が簡単にあるはずもなく、多少の無理をしなければそのような生活は実現できません。

みんなある程度の犠牲を払ってそこに住んでいます。

これは実際に住んでみて深く感じることです。

高級マンションに住んでみて

シカゴでは、ジムとプール付きの高級マンションに住んでいます。

日本だったら、こんなマンションは高すぎて選択肢にも入らない物件です。

シカゴに来たからこそ、このようなマンションに住んでみようと思ったわけです。

それによって、このような高級マンションに住むことのメリットデメリットを知ることができました。

それ以上に、多少無理をしてでも今までの延長線上にない世界を体験しに行くことの大事さを知れたことが僕にとって大きな経験になりました。

若いうちは、お金は貯めておくものではなく、積極的に使っていくべきだとつくづく思います。

お金を行かない理由にしていてはもったいないですよ。

留学は見切り発車しましょう、そうすることで新しいステージに突入することができます。

プロフィール

Ryo

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こんにちは、Ryoといいます。 このブログは留学記です。 このブログのテーマは、『日本にいたらできないようなチャレンジをする』こと。 留学で経験したこと、考えたこと、感じたことをレポートします。 このブログの目的は3つあります。 人脈を増やすこと 学んだことをアウトプットすること ブログを継続すること このブログが少しでも皆様の役に立ってくれたら幸いです。

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