アメリカですき焼きを食べたら辛かった浪人時代を思い出した

アメリカですき焼きを食べたら辛かった浪人時代を思い出した

こんにちは、Ryoです。

いきなりですが、今日の夕食はすき焼きでした。

Trader Joe’sに行ったところ、良さげな肉があったのですき焼きになったということです。

ただ、アメリカですき焼きを食べる際に問題となるのが卵。

日本人であれば、すき焼きには卵が必須でしょう。

アメリカでは、一般的に生卵は危険とされています。

火を通せば問題ないのですが、生で食べるとお腹を壊す可能性があります。

以前、日本人スーパーのMitsuwaに行った時に卵を買って、これは日本人スーパーで売られているから大丈夫だと思い、生卵を食べましたがこれは問題ありませんでした。

すき焼き、卵かけご飯、ユッケなど生卵を使う料理をたくさん食べました。

アメリカの普通のスーパーでも高い卵を買えば生でも食べられると思います。

我が家では普段はそんなに高い卵を買わないので、生では食べないようにしています。

ということで、今回のすき焼きも卵なしでした。

卵がないのでどうしようかと鍋からよそった牛肉を眺めていたところ、なぜだかやたら七味唐辛子がかけたくなりました。

その時、ふと気づきました。

卵のないすき焼きって、これは牛丼やん。

牛丼と聞いて僕が思い出すのは、東大を目指していた浪人受験のこと。

あの時も、牛丼に大量の七味をかけて食べていました。

空腹を満たしてくれた吉野家の牛丼

東大を悲惨な成績で不合格になった高校3年生の3月、僕は浪人することを決めました。

というより、現役の頃は東大しか受験しなかったので浪人するしか選択肢はありませんでしたが。

僕は河合塾に通って浪人していたのですが、浪人時代は親元を離れ河合塾の浪人生専用の寮で暮らしていました。

東大もしくは医学部を目指す浪人生だけが集まる独身寮です。

この寮にこもり、ひたすら勉強するという生活を送っていました。

浪人寮では、朝と夜はご飯が出ます。

お昼は出ないので、寮にいる時はどこかでご飯を食べなければいけません。

浪人している時はとにかく金欠でしたので、贅沢などできるわけがありません。

そんな金欠浪人生の空腹を満たしてくれたのは吉野家でした。

毎回牛丼の大盛りを頼んでいたのですが、当時は500円しなかったと記憶しています。

それに七味唐辛子をたっぷりかけて食べていました。

そして、帰って勉強する。

そんな日々を送っていました。

起床
朝ご飯を食べる
勉強する
昼ごはんを食べる
勉強する
夜ご飯を食べる
勉強する
就寝

こんな毎日です。

浪人生活と留学生活を比べてみる

考えてみると、浪人時代の生活と留学している今の生活は非常に似ています。

今の生活は下記のような感じ。

簡単にいうと、6時に起きて、22時に寝るという生活をしています。

6時 起床
7時―8時半 ジョギング
9時 朝ごはん
10時−12時 授業の予習等
12時 昼ごはん
13時 ロースクールへ移動
14時―18時 授業
19時 夜ご飯
20時−22時 授業の予習、ブログ執筆等
22時 就寝

浪人時代は、以下のような感じ。

5時20分に起きて、11時20分に寝るという生活スタイルでした。

5時20分 起床
5時半―7時 勉強
7時 朝ごはん
8時 予備校へ移動
9時―15時 授業
16時―19時 勉強
19時 夜ご飯
20時―23時 勉強
23時20分 就寝

違う点といえば、今は就寝時間をしっかりと確保するようになったこと、運動をしていることでしょうか。

浪人時代は無茶しすぎましたね。

十分な睡眠時間を取らずに勉強しても効率は良くないですし、運動しないと体力がなくなる上メンタル面でも悪影響を及ぼします。

当時はひたすら勉強していました。

朝起きたらまず勉強
朝ごはんを食べたら予備校へ移動
予備校は開いていないのでドアが開くまで外で勉強
予備校に着いたら一番前の席を陣取る。
授業が終わって帰ってきても勉強
夜ご飯を食べたらまた勉強して、時間になったら寝る。

何が楽しいんだという毎日です。

当時はSNSもほとんどなかったので、周りの楽しい世界をほとんど知らずに勉強することができました。

今だったら、SNSで楽しい世界を見せられてしまって勉強どころではないでしょう。

また、メンタル面も全然違いますね。

浪人時代はとにかく次は合格しなければという思いで常に追い込まれていました。

浪人寮で一人ひたすら勉強するわけですから、孤独と寂しさで気が狂いそうになります。

1年間ひたすら孤独に勉強したことでだいぶ精神的に鍛えられました。

留学している今は、NY Barが控えているというのはありますが、だいぶ気が楽です。

追い込まれることなく、伸び伸びと自分の興味あることに時間を使える毎日です。

後悔は残っていないか

ただ、あの時ほど自分を追い込めているかと時々考えてしまいます。

留学も半分を過ぎ、いつの間にか卒業まであと4ヶ月です。

ついこの前始まったと思った留学生活なのに、いつの間にか終わりが近づいてきている。

9ヶ月というプログラムは非常に短いと思います。

MBAだったら2年あるので、それが羨ましく感じます。

「もうそろそろ、やりたいことがあったらどんどんやっていかんと間に合わんくなるやろ」

友人がこの前こんなことを言っていました。

まさにその通り。

いつの間にかやりたいことを後回しにできない季節になってきました。

後悔することはないか。

やり残したことはないか。

常に自問自答しながら、残りの留学生活を過ごしていこうと思います。

プロフィール

Ryo

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こんにちは、Ryoといいます。 このブログは留学記です。 このブログのテーマは、『日本にいたらできないようなチャレンジをする』こと。 留学で経験したこと、考えたこと、感じたことをレポートします。 このブログの目的は3つあります。 人脈を増やすこと 学んだことをアウトプットすること ブログを継続すること このブログが少しでも皆様の役に立ってくれたら幸いです。

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