なぜ僕は留学に行こうと思ったか

なぜ僕は留学に行こうと思ったか

こんにちは、Ryoです。

今回は振り返りも兼ねて、僕が留学に行こうと思った理由を書こうと思います。

一言で言うと世界を知って自分を成長させたいからということにはなりますが、この一言には僕の過去、出会った人々、やりたいことといった色々な内容が含まれています。

これには当然、なぜブログで情報発信しているのかという理由も含まれます。

それらを知っていただくことにより、さらにこのブログが面白くなるのではないかと考えました。

赤裸々な内容ではありますが、一つ一つ書いていきます。

キャリアアップ

留学の目標としてまず挙げられるのが、留学後のキャリアアップでしょう。

留学という経験を持ち帰り、会社での昇進を目指したり転職したりといった流れですね。

異国の地で切磋琢磨したという経験は誰にでもできる経験ではないので、日本に帰れば希少性は上がります

当然これまでにはなかったチャンスが与えられることでしょう。

僕の身の回りの尊敬する人たちも大抵留学を経験しています。

僕もそれを期待する思いは多かれ少なかれあります。

しかし、これを留学の第一の目標とはしていません。

留学後何が起こるかというのはあくまで結果に過ぎず、それよりも留学で何を経験したか、何を考えたかという過程の部分が大事だと考えているからです。

自分の弱い部分を叩き直し、人間として成長する。

それが僕の留学での大きな目標です。

弱い自分を変える

じゃあ、自分の何を変えたいかというと、主に二つあります。

英語を身につける

まずは英語。

自分は英検3級の面接に落ちて以来、英語が苦手になり、英語に関する挑戦から逃げてきました

また、高校で部活と受験に失敗し、自分に自信がなくなり、何かに挑戦するのが怖くなりました

自己紹介
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ブログの理念と自己紹介 「キミ、このブログを書いている人がどんな人か調べてくれる?」 「シカゴに留学している人のブログらしいけど、今読む時……

弁護士になり、周りのレベルの高さに愕然とし、さらに自信がなくなりました。

しかし、30歳を迎えること、父になること

人生の転機を迎え、弱い自分のままでいいのかと自問自答し、留学にチャレンジすることにしました。

留学を目指すまでの物語
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仕事とゲームばかりで無気力だった僕が、なぜアメリカに留学したのか 20代最後の1年間、あなたなら何をしますか? かっこいい親になるために、あなたなら何をしますか? この2つの……

英語はとても苦労しています。

英語は大変
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【シカゴ大の現実】とりまアメリカに留学してみたけど、俺が一番英語喋れねえよ、、 こんにちは、Ryoです。 とりまアメリカに留学してみたけど、俺が一番英語喋れねえよ、、 今回はこのタイトルで……

身体を変える

また、運動もしなくなり、身体的にも弱くなっていました。

大学まで運動をしていましたが、仕事を始めてからは忙しくことを言い訳に全く運動をしなくなりました。

体は痩せ細り、誰にあっても痩せてるねと言われるようになりました。

こんな自分は嫌だ。

新たに環境を変え、生活習慣を見直さなければいけないと思うようになりました。

今では、22時にはベッドに入り、6時には起きるようにしています。

朝起きたらランニングかジムに行くようにしています。

ハーフマラソンにもチャレンジしました。

レースレポ
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【レースレポ】真冬にハーフマラソン走ったら、こうなるよね、、、 いつまで待っても来ないから、途中でリタイアしたのかと思った レース後、妻から言われた一言です。 今日はハーフ……

世界を知りたい

これも留学の大きな動機です。

純ジャパが外資系で働いて感じたこと

僕は日本生まれ日本育ちで、海外で暮らしたことがありません

同じ言葉を喋り、同じ文化で暮らす人たちとずっと過ごしてきました。

おかげで知らないうちに日本が中心なんだと思って生きてきました。

しかし、働き始めてそれは違うと思い知らされました

入所した事務所は外資系、東京の事務所も半分が外国人です。

当たり前のように英語での仕事、会話が求められます。

英語が早すぎてついていけないし、彼らの文化がわからない僕は何を発言していいのかすらわかりません。

英語の必要性を感じた出来事

入所した動機はイギリス人とのハーフ。

日本語も英語もペラペラで、大学は主席で卒業しています。

日本での学歴で言えば僕の方が上。

しかし、グローバルな観点から東京事務所に求められるのは頭が良く、英語を話せてかつ日本語に困らない人材

英語が話せて当然の世界で、それすらもできない僕が落ちこぼれていくのは当然でした。

若いうちに留学しておけばよかった。

いくら後悔しても過去は変えられませんが、未来は変えることができます。

世界を知りたい。

各国の優秀な学生と切磋琢磨し、自分を高めたい。

なんとしても世界に飛び出さなければならない。

留学というチャレンジは僕にとって必然になりました。

留学に行く人を増やしたい

外資系の事務所で働くことにより、僕は英語が喋れて当然の世界を目の当たりにしました。

そして、留学をしなかったことひいては英語の勉強をしなかったことを激しく後悔しました。

別に留学に行かなくても英語を勉強することはできます。

僕の事務所でも留学経験のない日本人弁護士はたくさんいますが、学生時代から高い意識を持って勉強したり、入所して揉まれていく中で英語を身につけています。

彼らを見れば、日本人であっても英語を身につけることは可能だと信じています。

でも、僕のように英語が当然の世界を想像できない、どのくらいの英語力が必要なのかわからず、何もできない人も多いと思います。

留学に行けば、英語が当然の世界に行くことになります。

自分には英語が必要だという意識を持つようになります。

これこそ、僕が留学に一刻も早く行くべきだと思う理由です。

早い時期から自発的にこのような意識が芽生えれば、その人の人生は大きく変わるはずです。

日本では英語の必要性に気づけなかった僕ですらも、留学に行っていたらその必要性に気づけたのでは。

ものすごい後悔が僕の中にはあります。

僕のように、後悔する人がこれ以上増えてほしくない。

このような思いから、留学にチャレンジする人を本気で増やしたいと考えています。

ブログの理念
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ブログの理念と自己紹介 「キミ、このブログを書いている人がどんな人か調べてくれる?」 「シカゴに留学している人のブログらしいけど、今読む時……

新しいことにチャレンジする

そのためには、まず自分が留学で色々チャレンジし、留学の魅力を伝えていく必要があります。

そのための一環として、ブログを始めることにしました。

自分の経験がだれかの役に立てたら、こんなに幸せなことはない。

僕のブログを読んで留学にチャレンジしようと思ってくれる人がいたら、それほど嬉しいことはありません。

留学では、膨大な時間があります。

それをどのように使うかは、その人次第です。

個人的には、LLMでの勉強に時間を割こうとは思っておらず、あくまで卒業とNY Barの合格が目標です。

それよりも自分の人生の振り返り、今後のために必要なスキルの習得、興味のある分野の勉強といったことに時間を使いたいと考えています。

また、マラソンのタイム更新や体のパンプアップも留学での大きな目標です。

家族との時間を増やす

さらに、家族との時間を大切にすること、家族サービスも留学に至った大きな動機です。

結婚してから妻は、働きながら家事に子育てと自分を支えてくれました。

カナダ、フランスで過ごした彼女は海外経験が豊富で、留学して海外で過ごすことを楽しみにしていました。

娘の子育てを楽しみながら、のんびりと海外生活を楽しんでもらいたい。

これも僕の留学の動機です。

そして、娘にも海外での経験を積んでほしいと思っています。

まだ1歳半なので英語も日本語も喋れないですし、ここで過ごしたことは記憶に残らないでしょうが、それでも何か得られるものがあればと思って連れてきました、

また、僕自身も仕事に追われていた日々とは打って変わって、家族と共に過ごすことのできる時間がたくさんあります。

1歳半の成長著しい娘と同じ時間を過ごすことができるのはかけがえのない幸せです。

娘の成長を目に焼き付けておきたいと思います。

終わりに

これら全てが留学に挑戦する僕の背中を押してくれました。

色々苦しんだ人生ではありますが、多くの人に支えられて留学に挑戦できていると感じます。

家族も応援してくれていますし、事務所も留学を後押ししてくれています。

大学教授や司法研修所の教官も推薦状を書いてくださいました。

推薦状の話
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【推薦状】教授の連絡先を知らない僕が、どうやって推薦状を獲得したか こんにちは、Ryoです。 今回は、大学教授に推薦状を書いてもらった時のエピソードを紹介します。 海外留学に必……

留学の経験を、後輩に伝えていくことが僕の使命です。

これからも皆さんに面白いと思ってもらえるような記事をたくさん書いていきます!

プロフィール

Ryo

Ryo

こんにちは、Ryoといいます。 このブログは留学記です。 このブログのテーマは、『日本にいたらできないようなチャレンジをする』こと。 留学で経験したこと、考えたこと、感じたことをレポートします。 このブログの目的は3つあります。 人脈を増やすこと 学んだことをアウトプットすること ブログを継続すること このブログが少しでも皆様の役に立ってくれたら幸いです。

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