20歳の自分に伝えたいこと

20歳の自分に伝えたいこと

三連休の真ん中の今日は、六本木と麻布十番に行ってきました。

六本木の駅を降りて、ベビーカーを押しながら麻布十番へ。

麻布十番は特に目的もなく、ブラブラと街の中を歩いていました。

六本木へ戻ると、ヒルズでお買い物。

麻布十番を歩いている途中、ずっとスニーカーの話をしていたので、まずはHOKAに向かいました。

その後、眼鏡屋さんがあったので、いいサングラスがないかと物色。

散々悩んだ挙句、Ray-Banのサングラスを買いました。

今年に入ってからというもの、散財が続いています。
新しいiPhoneを買ったのも今年だし、サングラスも2本目。

Vlog用のカメラも買うわ、スニーカーも買うわ、3月には沖縄旅行に30万かけるわでお金を使いまくりの年初です。

これから留学でお金が飛んでいくというのに。。

とはいえ、これを悪いと思っているわけではなく、今年は(というよりこれからは)お金をガンガン使っていかなければいけないと思っているところです。

元々お金はそんなに使う方ではなく、クレジットカードの引き落としなどで口座の残高を減っていくのを見るのが怖くて、ほぼお金を使わないようにして生きてきました。

それが今や、お金はガンガン燃やしていかないといけないという価値観に変わりつつあります。

お金はガンガン燃やすべし

それはなぜ?というのが今回の記事のテーマではあるのですが、僕が分析するに3つほどの要因があるかと思います。

具体的には、人との出会い、子供が生まれたこと、年齢です。

この中でも特に僕に影響を与えた出来事が、第一子の誕生です。

昨年6月に、第一子が誕生しました。

それはそれは可愛くて、何時間見ていても飽きません。

最近は財政的な問題もあり子供を持つことを望まない人が増えているといいますが、お金のことなどどうでも良くなるくらい子供を持つということはかけがえのないことだと日々感じています。

もしこのブログを読んでいる方で、これから子供を持とうと思っている方がいたら、僕から一つだけアドバイス。

とにかく子供の動画をたくさん撮っておきましょう。

写真ではなく、動画です。

僕も妻も当然のことながら子供が可愛くて写真や動画をたくさん撮っているわけですが、やはり写真と動画では情報量が全然違います。

子供の成長は早いもので、仕草、声、表情などどんどん変わっていきます。

現在娘は7ヶ月ですが、2ヶ月や3ヶ月の頃と比べてみると全然違う。

それぞれ違った可愛さがあります。

それだけに、もっと動画をたくさん撮っておけば良かったと後悔が残ります。

あの頃の時間はもう戻ってこないので、とにかく当時の様子がわかる動画をたくさん残しておくべきだったと思っています。

記念日とかそういうのではなく、とにかく何気ない時にカメラを回しまくるのがいいと思います。

期待される側から期待する側へ

ちょっと話が脱線したのですが、子供ができたというのは自分自身のこれからを考える上で大きな影響を与えました。

大学入学、就職、結婚なども人生に大きな影響を与えるといいますが、僕に撮っては子供ができたというのが特にインパクトのある出来事でした。

自分の思考の整理も兼ねてブログに残しておきたいと思った次第です。

何がそんなに衝撃だったかというと、自分より未来があり、期待すべき存在が現れたということです。

今までは自分が期待される側だったのが、今度は自分が期待をする側になった。

そのことを明確に感じさせてくれたのが、子供という存在でした。

これはつまり、自分に残された時間がどんどんと減っていることを意味します。

お金や時間を投資しようとするとき、それは自分に投資するべきなのかそれとも子供に投資するべきかを考えるようになってくる。

今までは、自分しか考える存在はいなかったので、キャリアやお金の使い道など自由に考えることができました。

また、やりたいことを後回しにすることもできました。

将来的には起業したり独立したいけど、まずは経験を積まないといけないからとりあえず就職する。

旅行に行くなど贅沢したいけど、それは将来でもできるから今は我慢する。

でも、子供が生まれて気づくのは、そんなに余裕を持っている時間はないということ。

自分よりも期待される存在がいるということは、自分がどんどん期待されない存在になるということです。

起業をしたいなら早いうちにやったほうがいいし、旅行に行くなら早いうちに行ったほうがいい。

未来ある若い存在にお金や機会は回っていくように世界はできています。

このように思うようになったのは、僕が今年30歳になるということも大きいと思います。

30歳というのは明らかに大きな区切りであって、20代の若さを失うのは辛いです。

まだ20代、若いねえ〜と言われてきましたが、これからはさすがに若いとは言えない年齢になっていきます。

30を迎えるにあたり、これまでの自分の人生を振り返ってどうだったかをいろいろ振り返るようになりました。

それはひとえに、これからの時間を少しも無駄にしたくないからということに尽きます。

20歳の自分へのアドバイス

僕が20歳の自分に一つだけアドバイスできるとするなら、「貯金はするな」ということになります。

年齢を重ねるごとに収入は上がっていくものだから、若い時のお金を貯めていても意味がないと色々な人が言うことですが、それが今になって実感できています。

マジでその金、貯金する意味ないから、使え。と、僕は昔の自分に言いたいです。

なんでかというと、貯金をしていると「貯金をしている人」にしかなれないからですね。

「貯金をする」という経験にどれほどの希少性があるかを考えてみるべきだったと思います。

それよりも、普通ではできないこと、お金を使わなければできない希少性の高い体験をすることを意識すべきだったと感じます。

ある経験をすれば、今後その経験をする人の役に立つことができるからですね。

司法試験に合格すれば、その経験をアドバイスできる

沖縄に行けば、次に沖縄行きたい人にアドバイスができる

時計を買えば、次に時計を買いたい人にその経験を伝えることができる

ある出来事を早い時期に経験すればするほど、それだけ人の役に立てる機会が増えます。

何かを経験することは、自分のためにもなるし人のためにもなる。

そのことを若い自分に伝えたいなと思います。

上に書いたことはある種特殊かもしれませんが、「資本主義を理解したい」「メディアの性質を理解し、自分でもメディアを作りたい」という目標があるということも多分に影響していると思います。

このブログは自分の思考の整理にも使っていければと思うので、その辺りもおいおい書いていければと思います。

「貯金をするな」ということでお金の使い方について書きましたが、お金に関わらず普通ではできない経験をするということに時間やお金を投資していくことが大事だと思っています。

LLM留学という経験

がこれからいくLLM留学もまさにそうです。

留学はお金がかかるという意味でも希少性のある体験ではありますが、大学に入学するためには自分がそれに値する人間であることをアピールしなければいけないという意味でまた別の希少性があります。

お金があるから行けるわけではなく、学生時代の勉強や就職後の経験がないと大学には合格しないわけです。

そういう意味で、リゾート地での滞在やブランド物の購入といったお金があれば得られる体験とはまた違った価値のある経験ができることになります。

僕はちょっと前、留学では勉強も大事だけど、いろいろな場所に行ったりアクティビティなどの体験もたくさんしようと考えていました。

しかし、よくよく考えてみれば、それは留学でなくても単に旅行という形で得られる体験なわけです。

そうではなく、留学でしかできない経験をすべきだろうと考えるに至りました。

それは、教授や学生との対話であったり、勉強を通して得られる知識、仕事から離れて自分の人生を見つめ直すことができる内省の時間。

これらが本当に留学でしか得られない体験なのだろうと今は思っています。

そう思えたのは、このブログの最初の記事でも紹介したように先人たちが残してくれた留学記、ブログの数々があったからです。

彼らが真摯に勉強に取り組み、日本と海外との違いを感じ、留学という機会で自分の人生を見つめ直し、留学後各地で華々しい活躍をしている姿を見て、留学という経験がいかに彼らの人生にとって大事な出来事だったかということを学びました。

アメリカのMBAで学ぶ多くの生徒が卒業後いつかのタイミングで起業したいと思い、実際に事業を始める人が多いということを聞きました。

ただ、それはあくまで結果に過ぎなくて、MBAというコースの中で出会った教授や学生から刺激を受け、その中で自分を見つめ、自信を深めたのが本質であって、MBAというのは一歩を踏み出すきっかけに過ぎなかったのだろうと思っています。

MBAに行けば起業できるという話ではなく、MBAを通して得られた変化が企業という形で現れたに過ぎないのだと、今はそう考えています。

もちろん、これは留学に行く前の想像でしかありませんし、これからも僕の考えはどんどん変わっていくだろうと思います。

ただ、留学がお金には代えられない希少性のある体験であることは間違い無いので、全力で楽しんでやろうという気持ちには変わりません。

また、留学それ自体が人生の一部分なので、将来のことなど考えずとにかく目の前に一生懸命になろうと思っています。

留学、本当に楽しみです。

プロフィール

Ryo

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こんにちは、Ryoといいます。 このブログは留学記です。 このブログのテーマは、『日本にいたらできないようなチャレンジをする』こと。 留学で経験したこと、考えたこと、感じたことをレポートします。 このブログの目的は3つあります。 人脈を増やすこと 学んだことをアウトプットすること ブログを継続すること このブログが少しでも皆様の役に立ってくれたら幸いです。

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